天災に対する準備・対応

近年、地震・集中豪雨・台風などの天災により避難対応が必要となるケースが増えてきています。

持病があり、薬が欠かせない人・特殊ミルクが欠かせない人・体質に合った食事が必要な人たちは、個人に適した支援が受けられるように、自分から発信できる準備をしておくことが必要です。

◆ 長期の避難所生活になりそうな時は ◆
医療機関(主治医や主治医が所属する病院)に情報を入れる。

避難所の場所
患者の健康状態
薬のこと:残りの有無、入手の可否状況(お薬手帳を忘れずに)
特殊ミルクのこと:残りの有無、入手の可否状況
その他、病気に関連して困っている事

◆ さらに、シトリン欠損症の場合 ◆

特に困ると予想されるのが食事のこと。
多くの場合、支援物資や配給の食事はオニギリ・パン・麺類などの炭水化物中心になります。タンパク類や脂質類は普段の食事で使うもの、例えばマヨネーズや缶詰(ツナ缶、サバ缶)などを、多めにストックしておき、いざという時に持ち出せるように準備しておくことがとても大事になります。

『”まつきち”ブログ』より;東日本大震災から3年後の振り返り

◆ 緊急時の患者会の役割 ◆

個人で医療機関に連絡を入れる手段がない場合や、医療機関が同時に被災して対応困難なことも想定されます。そんな時は患者会が中継基地として、他地域のの医療関係機関と連携を取る役割を果たすことになります。
これを機会に事務局連絡先、ホームページ経由の連絡先の登録確認をしてください。

 
シトルリン血症の会では事務局メンバーを各地域(掲示日現在では東北・関東・信州・関西)に分散して設置しています。具体的な方法や役割分担などは今後の課題としてありますが、いざという時に、いずれかの地域が機能出来る体制を構築する活動していきます。
 
以 上